KITEN!スポーツコラム #2 『はじめてのバスツアー』

バスツアーにご乗車のみなさん、こんにちは。
アビスパ福岡関東サポーターズのふくやんと申します。バスが大好きです。
この度は関東サポーターズ主催の水戸戦バスツアーへのご参加ありがとうございます!
本来はこのツアーにみなさんと一緒に参加して水戸を楽しみたかったのですが、残念ながら夜から仕事が入ってしまい泣く泣く不参加と相成りました。

さて、突然ですがクイズです。
いまみなさんが乗っているアビスパ福岡関東サポーターズによるバスツアー、第1回目はいつでしょう?
正解は今から9年前、2010年12月25日。天皇杯準々決勝対FC東京戦。せっかくなんで、ぼくらが初めて開催したバスツアーの話を記憶と記録を紐解きながらお話しましょう。

2010年。この年のアビスパ福岡はJ1復帰も決めたし天皇杯も(アビスパという名前になってからは)初のベスト8進出、しかも準々決勝の相手は翌年のJ2降格が決定しているFC東京。J1が決まったJ2福岡と、J2が決まったJ1FC東京の対戦。これはもしかしたら、もしかしちゃうんじゃない?行けるところまで行こうぜ!とサポーターも機運が大変高まっていました。

ただ問題が一つ。それは開催地。味の素スタジアムであれば何も問題はなかったのですが、そこはちょいちょい変なところで開催される天皇杯。あろうことかこの試合の開催地は埼玉県北部の熊谷市にある熊谷スポーツ文化公園陸上競技場でした。

熊谷。

各々で行くにはちょっと遠い、どうやって行けばいいか分からない、でも行きたい!そんな人が沢山いました。ということでこの日に向けて初めて関東サポーター主導によるバスツアーをみんなで企画しました。
バス会社さんや西鉄旅行さんに当時は知り合いなんていなかったので、貸し切りバスの会社さんに問い合わせたりして何とか実現しました。当時の記録によると、羽田空港発、新宿経由、熊谷行きで、乗車人数29人、参加費は往復3,000円だったそうです。今じゃこの値段ではとても出来ない(苦笑)


▲世間的にはクリスマス。ゴール裏はみんなサンタコス

さて試合は、戦力外通告されていた大久保ジャンボ哲哉が13分に先制ゴール。そのまま時計は90分まで進み、ホームゴール裏(この試合はなぜかアビスパがホーム側でした)の誰もがアビスパ福岡のまだ見ぬ景色を見れると信じて、目に見えて浮足立っていました。

しかし。

試合終了20秒前、土壇場で石川直宏に同点ゴールを決められ延長戦。そのショックから切り替えられず延長前半に平山相太、その直後にまたもや石川直宏にドドンと決められ1-3。延長後半に丹羽大輝が執念のゴールを決めるもあと1点を決めきれず2-3で終了。まだ見ぬ景色は、見れぬまま。
帰りのバス。車内はどんより。さらに陸上競技場から国道に抜ける道が渋滞していて何とも言えぬ気持ちになったのを鮮明に覚えています。来年こそ準決勝行こうよ!なんて言いながら自らのテンションを維持していた記憶もほんのりあります。

そして、まだ見ぬ景色は未だに見れぬまま、もう9年が経っちゃいました。
いつかまた、まだ見ぬ景色を見れるチャンスがやってくるかもしれない。
その時はバスツアーで行こう。どこだって行くよ。

ただ、熊谷はもういいや(笑)

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おことわり
このコラムは、2019年6月9日に実施予定でした「アビスパ福岡関東サポーターズ主催 アウェイ水戸戦バスツアー」にて配布のしおりに寄稿したものですが、該当のバスツアーが催行中止になり、コラムの行き場を失ったため本サイトにて公開いたします。